雪かきをしていると、足汗をかいて終わった頃には靴下が濡れていた。そんな経験はありませんか?足汗を大量にかく私は、ライトグレーの靴下が濃い色に変色します。そのせいで足が冷えてしまい、時には小指がしもやけになったりしていました。
どんな靴下でも同じかと思っていたのですが、今回オススメするワークマンのメリノウールの靴下はそうではありませんでした。長時間履いていても濡れることが無いだけでなく、保温性があるのでずっと温かさを保ってくれます。
この記事では購入するにあたっての、オススメと注意するべきポイントをまとめていきます。
目次
そもそもメリノウールとは何なのでしょうか?
結論としては、「メリノ種」という羊から作られる繊維のことをさします。通常のウールと比べて「メリノウール」は繊維の直径が小さいため、肌触りが良くチクチクしにくいという特徴があります。(細かく言うと、メリノウールの中でも4種類にランク分けされるようなのですが、どの種類かについてはワークマンのページには記載がありませんでした。)
ウール全般のメリットを改めてまとめてみると
- 水をはじくが吸湿性は大きい
- 熱伝導率が低く温かさをキープ
- 消臭効果(水分が多いため、水に溶けやすいニオイ成分を吸着)
など、様々あり、素材として非常に優れています。今回オススメしている【Inside Merino Pile(インサイドメリノパイル)ソックス 先丸】には、そういった素材が60%含まれているにも関わらず、1,000円でもお釣りが来る価格で販売されているのには驚きました。
ワークマンの靴下は商品数が多いので、購入の際はお間違いのないようにご注意ください!
洗うときは意外にも簡単で、
- 裏返して洗濯する
- 中性洗剤を使用
- ドラム式などの乾燥機は使用しない
上記を気をつければ問題ありません。靴下はメリノウールに限らず、裏返して洗ったほうが皮脂の汚れも落とせるのでおすすめです。
今回一番気になったのは耐久性です。買ってから数ヶ月毎日のようにガシガシ使っているのもあるかもしれませんが、かかとやつま先が毛羽立ってきているように見えます。
ウールにはフェルト化しやい側面があるので、そういったのが理由かもしれません。
ある程度使い続けて、耐久性がどの程度あるのかについても、まとめていけたらなと思っております。
せば、まんずのー
参考文献
古賀 城一 ウールの語る自然 : 天然繊維の構造と機能(<特集>身近にある天然物のはなし)
Wool Tells Us “The Nature” : The Structure and Function of Natural Fibers 化学と教育 39(1), 6-10, 1991
大森 英城 田先 慶多ウール織物への消臭加工
Deodorant Finish for Wool Fabrics におい・かおり環境学会誌 = Journal of Japan Association on Odor Environment 40(5), 344-348, 2009-09-25